9. MAINTENANCE 管理

どんな分野でも「発想・理解・記憶の三点セット」は大切です。特に、覚える項目が増えれば増えるほど、それらを記憶・維持するための管理が必要です。管理の方法が上手でなければ、せっかく覚えたものを忘れてしまいます。

英会話ではどうでしょう?「発想と理解」は同じ言語の日本語で養うことができます。文字と音が違うだけで、内容は同じだからです。舌と唇の筋肉の動きは違います。英語でしか使わない筋肉は短い時間で柔らかく維持することは可能です。つまり、日本語でも英語でも同じ筋肉を使う発音の場合、特別なトレーニングは必要ありません。「r, l, th」 などを定期的に発音すれば、英語を話すときに舌と唇は器用に動きます

単語はどうでしょう。「名詞と形容詞」は同時に見えます。「名詞」を数えられるか数えられないかは日本語でも分かるはずです。「名詞と名詞の間にある前置詞」も見れば、それぞれの位置関係はわかります。名詞が動けば、動詞と副詞も見えるはずです。見えないものは「抽象的なもの」です。普段見えるものを英語で覚えるのは、意識すれば早いのです。デパートや大きな駅で見えるものを英語で覚えれば、日常生活に必要な言葉を英語で維持するのは難しくありません。

普段見えないもの、使わない英語の言葉を記憶するには定期的に自分で管理するしかないし、量が増えれば「維持・管理」も効率化する必要があります。「面倒」なものにしないことです。

英会話力を維持するために誰かと英語で話すのではなく、「内容」と「レスポンス」は日常での日本語で可能です。日常で使わない言葉やコンテンツだけを自分で管理すれば、英会話学習をかなり効率化できます。要は、一人で話せればいいのです。